iPhoneでできる演奏動画

オタマニストによる演奏動画作成についての覚書です。

演奏動画の音程補正


音程補正をしてくれるアプリ、 Volocoについておすすめの使い方を説明していきます。

※ 有料プランもありますが、無料でできる使い方に限定しています。

Voloco

Voloco

  • Resonant Cavity LLC
  • ミュージック
  • 無料




Volocoについて


楽譜通りに弾いてるつもりが録音したら音がズレてる気がする、ハモってるつもりが不協和音になる、ガイドボーカルに合わないなどなど、きちっと音を当てはめるのは難しいですよね。

動画でそこが克服できていると、一気に演奏のクオリティが高く聴こえます。

Volocoはそんな音程補正を自動で行ってくれるアプリです。



使い方


まず起動させて、キー・規模(左)と補正の強さ(右)を決めます。


キー・規模(左)

キー・規模(=スケール)は、鳴る音階を限定できる機能です。
これを固定にしておけば、適当に弾いてもそれっぽく聴こえるという利点があります。
スケールを詳しく知らない場合は、「C 半音階」に固定しておけば無難だと思います。
私もわかりません。


補正の強さ(右)

無料で使用できるスターターでは、一番おすすめは、ナチュラルチューンです。
きちんと音をはめてくれながら、音階と音階の間もナチュラルに鳴ります。
どんな曲でもこれを使っておけば、まず大丈夫かと思います。



Volocoだけで録音する場合は、これだけで準備OK。

(動画撮影もできるので、このアプリだけでも動画作成を完結できます◎)



バックグラウンドで実行


他の録音アプリを使う場合は、バックグラウンドで実行できるように設定する必要があります。


左上の歯車をタップ。


一番上の「バックグラウンドで実行」をONにします。


こうすると、Volocoを一旦落としても、上の赤いバーが出ている時は、バックグラウンドで起動しています。


別のアプリ(GarageBandなど)で録音するときも音程補正をしてくれます。



(おまけ) オタマトーンのコツ


オタマトーン・テクノをOTM Linkで入力する時、きちんとケーブルは刺さっているのに、音程補正されない時があります。

f:id:otamatone_tutti:20171108122225j:plain

オタマトーンの音程を補正してほしいのに、iPhoneマイクからしか拾ってくれない……。

そこで試してほしいのが、音量を思いっきり上げて弾く!

オタマトーンの音量が小さいとVolocaに感知されず、iPhoneマイクから拾う音が優先される場合があります。

音量を思い切って上げて一度感知されると、その後音量を下げてもきちんと音程補正してくれます。





以上です。



ぜひお試しください( ˊ̱˂˃ˋ̱ )♪